【王司病院】外来スポーツリハビリテーションがさらに進化!山口県済生会下関総合病院とのパートナーシップで、診断・治療体制の強化へ
下関エリアの2つの病院がタッグを組み、診断・治療・リハビリを地域一貫でサポート。それぞれの専門性を活かし、継続性のある適切な医療を地域に提供












王司病院が済生会下関総合病院とパートナーシップを結び、地域医療をさらに強化する取り組みを開始しました。
医療法人社団 季朋会(所在地:山口県下関市王司本町1-18-27、代表:麻上 季子、読み:きほうかい)が運営する王司病院(所在地:同上、以下 当院)は、2024年8月、リハビリテーション科内に「外来スポーツリハビリテーション」(以下、外来スポリハ)を開設しました。この部門では、スポーツに伴う障害から肩こりやストレートネックなど日常生活の不調に至るまで、幅広い悩みに対応。痛みが悪化する前にリハビリを開始し、痛みの軽減を図り、回復を早めるサポートを行います。整形外科医、リハビリテーション医、理学療法士、作業療法士が連携し、個々の状態に応じた最適な治療プランを提供しています。 このたび外来スポリハでは、社会福祉法人恩賜財団済生会支部山口県済生会下関総合病院(所在地:山口県下関市安岡町8-5-1、病院長:森 健治、以下 済生会下関総合病院)と新たにパートナーシップを結び、地域医療をさらに強化する取り組みを開始しました。当院での初診から、済生会下関総合病院での高度な検査・治療、さらに当院でのフォローアップ・リハビリまでを一貫して提供する体制を確立。診察・治療・リハビリがスムーズにつながることで、患者様の負担を軽減し、より迅速で質の高い医療を地域に提供します。 |
・「王司病院 外来スポーツリハビリテーション」と「山口県済生会下関総合病院」の新たなパートナーシップ
■ 地域に根差した新たなスポーツ医療のモデルへ
2024年8月に開設された外来スポリハでは、小中学生から高齢者まで幅広い世代を対象に、スポーツ障害や日常生活での痛みを専門的にケアしています。水曜日から金曜日は診療時間を19時まで延長し、仕事や学校帰りでも受診しやすい環境を整えています。
しかし、リハビリを進める中で課題となったのが「初期診断と確定診断」の部分です。当院は地域密着型の医療機関であるため、MRIなどの高度な検査機器を備えておらず、正確な診断が難しいケースもありました。
そこで、このたび当院は、済生会下関総合病院 整形外科 副院長である安部 幸雄医師を中心として、済生会下関総合病院とパートナーシップを結ぶこととなりました。安部 医師は毎週土曜日に当院で外来診療を担当しており、この関係を基盤として両病院の連携が実現しました。

済生会下関総合病院 整形外科 副院長 安部 幸雄医師(右)
【具体的な連携体制】 |
地域に根ざした診療所である当院が、急性期医療機関である済生会下関総合病院との連携により、診断からリハビリまで一貫したサポートを提供できることが最大の強みとなります。
このたびのパートナーシップにより、下関エリアにおけるスポーツ医療の質がより一層高まることが期待されます。済生会下関総合病院には手、肘、肩を専門とする安部医師のほか、足や膝を専門とする医師も在籍しており、各専門分野の医師が連携して治療を行います。このように、患者様一人ひとりに最適な治療を提供できるため、より的確な診断と効果的な治療が可能になります。
こうした医療連携は、患者様にとって大きなメリットです。当院は今後も、地域の皆様が安心してスポーツや日常生活を楽しめるよう、より充実した医療サービスの提供に努めてまいります。

スポーツ障害だけでなく、日常生活での痛みもケアします。
■ パートナー機関の紹介
【山口県済生会下関総合病院 整形外科の特長】
済生会下関総合病院の整形外科は、地域医療を支える重要な存在として、多岐にわたる整形外科疾患に対応しています。
●年間700件以上の手外科手術を含む高度な治療実績
●関節鏡手術などの低侵襲手術により早期回復をサポート
●脊椎疾患への高度な治療体制(脊椎内視鏡手術など)
●国内外から手術見学者を受け入れるなど、医療技術の発信拠点

社会福祉法人恩賜財団済生会支部山口県済生会下関総合病院

安部 幸雄医師
【整形外科 副医院長 安部 幸雄医師のプロフィール】
昭和62年宮崎医科大学医学部卒業
山口大学整形外科 臨床教授
The Asian Institute of Telesurgery(台湾)など海外各所の客員教授
日本整形外科学会 専門医
運動器リハビリテーション学会 専門医
日本手外科学会 専門医
日本手外科学会 代議員
日本肘関節学会 評議員
日本骨折治療学会 評議員
The best doctors in Japan 選出(2014~)
・地域とスポーツを支える新たな拠点―王司病院「外来スポーツリハビリテーション」
地域の皆さまが痛みを我慢することなく、気軽に専門的な治療やケアを受けられる環境を提供したいという思いから開設した外来スポリハでは、特に、成長期の子どもたちがスポーツ障害や痛みを我慢せずに適切なケアを受けられるようにサポートすることを目指しています。
学校や仕事帰りにも通いやすいように、水曜日から金曜日は19時まで診療を延長。完全予約制を採用し、待ち時間を最小限に抑えた効率的な診療体制を整えています。

スポーツ障害や日常生活での痛みに対応「外来スポーツリハビリテーション」
■「外来スポーツリハビリテーション」の特徴
●幅広い年齢層に対応 ●高気圧酸素ルーム『O₂Room®』の導入 ●水曜日〜金曜日は19時まで診療時間を延長! ●完全予約制の採用 |
■ 「外来スポーツリハビリテーション」の取り組み内容
●個別対応による治療と予防 ●怪我のリスク軽減と予防プログラム 怪我や痛みが生じる前の段階でリスクを評価し、適切なトレーニングやストレッチを通じて予防をサポート。軽度な症状を放置せず、重大な障害を未然に防ぐことを目指しています。 ●継続的なサポート体制 |
・新サービス「スポーツメディカルパートナー」も大好評!地域のスポーツチームや企業を包括的にサポート
当院では、2025年2月より地域のスポーツチームや企業向けのサービス「スポーツメディカルパートナー」を開始しました。これまで個人を対象としたリハビリで高い評価を得てきた実績を基に、対象をスポーツチームや団体全体に拡大。専属のセラピスト(理学療法士・作業療法士)が継続的に関与し、怪我予防からリハビリ、アフターフォローまでチーム全体を幅広くサポートしています。
学校部活動のクラブチーム化が進む中で、医療資格を持つ専門家の関与はチーム運営の大きな強みとなります。当院では、怪我の早期対応に加え、水曜日から金曜日は19時までの受診が可能。さらに、今後は送迎サービスの導入も予定しており、選手が安心して競技復帰を目指せる環境を整えています。

2025年2月開始、新サービス「スポーツメディカルパートナー」
■「スポーツメディカルパートナー」の特長
●初期メディカルチェック ●定期的な訪問サポート ●フィードバック体制 ●O₂Room®(高気圧酸素ルーム)の無料利用 ●専用予約窓口と優先対応 ●利用料は無料 |

チーム全体の健康管理をサポートいたします。
■「スポーツメディカルパートナー」のメリット
●理学療法士や作業療法士がサポート ●成長期の健康管理 ●多様な対象に対応 |

契約チームには、酸素ルーム『O₂Room®』を利用できる特典が付帯!
このたびの、済生会下関総合病院とのパートナーシップにより、「スポーツメディカルパートナー」の受け入れ体制がさらに強化されました。今後も「スポーツメディカルパートナー」としてご利用いただけるチームを募集いたします。
【 スポーツメディカルパートナー 募集概要 】 |
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・医療法人社団 季朋会、地域密着型の医療・介護サービスを提供
医療法人社団季朋会は、山口県下関市を拠点に、地域密着型の医療・介護サービスを提供しています。私たちは、地域住民の皆さまに信頼される医療と福祉を提供することを使命としており、各施設が一体となって、住民の皆さまが安心して暮らせる地域社会の実現を目指しています。
当法人が運営する主な施設には、内科や整形外科など幅広い診療科目を備えた「王司病院」、王司病院内に併設された「王司介護医療院」、生活支援サービスを提供する高齢者向けの「住宅型有料老人ホーム 王喜苑」、そして介護支援を行う「王喜苑 居宅介護支援センター」があります。これらの施設を通じて、医療と介護の専門家が一丸となり、地域住民一人ひとりのニーズに対応した質の高い医療と介護を提供しています。
季朋会は今後も、地域の皆さまの健康と福祉を支えるため、さらなるサービスの向上に取り組んでまいります。住民の皆さまにとって、より快適で安心できる生活環境を提供するため、引き続き努力を重ねてまいります。

医療法人社団 季朋会 王司病院
■王司病院 施設概要
施設名:医療法人社団 季朋会 王司病院
所在地:山口県下関市王司本町1-18-27
診療科目:内科、消化器内科、循環器内科、皮膚科、泌尿器科、リハビリテーション科、精神科、整形外科、歯科
診療時間:月~金 9:00~12:00/13:00~17:00、土曜 9:00~12:00
休診日:日曜、祝日
TEL:083-248-3631
FAX:083-248-2188
HP:https://www.kihoukai.biz/
【本件に関するお問い合わせ先】
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担当:長坂紅翠香
電話番号:050-3204-0372
Eメール:info@asmedia-japan.com
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