【東市 篤憲】超有名アーティストを数々手掛ける映像ディレクター、そのインスピレーションは一体どこから?紅白歌合戦10アーティスト、”史上最大の兄弟喧嘩”、アイドルからロックまで

この世界に飛び込んだきっかけ、才能を開花させた秘話に迫る

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    第一回目となるASMEDIA特集記事です。
     記念すべき初回に登場するのは、映像ディレクターとして活躍する東市 篤憲(とうし あつのり)さんです。
     手掛ける作品やアーティスト名を挙げ出したら切りがない、数々の映像を手掛けられている東市さんの作品で記憶に新しいのは、2023年大晦日に放送された「紅白歌合戦」で、なんと出場アーティスト10組のLED演出映像を制作されました。
    (以下、敬称略)
    NewJeans、LE SSERAFIM、SEVENTEEN、MISAMO、MAN WITH A MISSION × milet、Stray Kids、Ado、福山雅治、ディズニーメドレー「小さな世界」、Official髭男dism

     また、“史上最大の兄弟喧嘩”と銘打った「ONE OK ROCK」と「MY FIRST STORY」の対バンライブ「VS」が話題となりましたが、東市さんはそのMY FIRST STORYのLED舞台演出映像も手掛けております(開催は2023年11月14日に東京ドームにて)。
     映像制作における、そのインスピレーションは一体どこから来るのでしょうか?

     

    【東市 篤憲(とうし あつのり)氏 プロフィール】

    A4A Inc代表取締役
    Artist for Artistの名の下に、映像を軸にさまざまな演出を得意とし、CGクリエイターが多数在籍し、AR、XR演出など最新の技術を用いたコンテンツの制作からイベントやライブ、ミュージックビデオなどの演出を手掛けています。デジタル空間を使用した革新的なプランニングや映像演出を数多く担当し、時代の最先端を意識した創造的な制作活動と作品提供を行なっています。

    【公式ホームページ】http://a4a.jp/

     

     

     

     

     

     

    当社ASMEDIAはメインとして文章を扱うメディアであり、代表取締役の私、長坂 紅翠香も長年フードライターとして筆をとってきております。取り扱う媒体は“文章”に加えて写真なので、作品・商品としての落とし込みは2次元ということになります。東市さんの場合は、3次元の世界線で、五感や想像性に訴えかける作品作りが必要とされるわけですが、そのインスピレーションは一体どこから生まれてくるのかというのがいつも不思議です。
    東市さんご自身も1人のアーティストでありますよね。
    そして、例えば同じアーティストでも曲によってガラリとその作品の花の咲かせ方が異なるわけですが、その辺りの秘話などを伺いたいです。

     

    毎回、映像を手掛けるアーティストの音源を初めて聞く際は、プレゼントを開けるような気持ちで聞きますね。
    「一体この箱の中には何が入っているのだろうか」と、ワクワク感と期待に満ちた気持ちで音源を聞きます。

     

    なるほど!ギフトを受け取る無垢な喜びと好奇心が、まずは鍵となっているということですね。音源から受ける第一印象、ピュアで研ぎ澄まされた直感で受け取る感性が、映像を形成する源泉となっているのですね。

    なぜ東市さんは、この世界に入ろうと思ったのでしょうか?
    映像の世界といっても、例えば、テレビのバラエティ番組の制作から映画制作まで幅広い訳ですが、当初から音楽の映像への憧れがあったのでしょうか?

     

    もともとは、インターネットがない時代で、映像業界での働き方もわからず、なんとか父のコネでCMの制作会社に入ったことがきっかけです。しかしながら、その世界に入るともうどっぷりとハマって、随分とのめり込んでしまいました。

    当時は映像を学ぼうとしても、スマホもない訳ですから、YouTubeやNetflixで手軽に人の作品を見ることはできません。レンタルビデオ屋さんに行って借りてくるくらいしか方法はなく、1日3本ペースでとにかく映画を中心に映像を見漁りました。そうすることによって、監督の個性や音響、カメラマンの特性まで掴むことができました。もう、ほんとひたすら映画や、海外のSHOTSという広告賞のリールを見て研究していましたね。

     

    多様性の時代と言われ職業も選択肢が多くなりましたが、将来何になりたいのか迷う若者がいたら、東市さんだったら何とアドバイスしますか?マインドの教示などはありますか?

     

    自分の経験を踏まえると、将来に迷っている若者がいるならば、ちょっとでも興味のある業界やジャンルがあったら、もう思い切って飛び込んじゃって、探求して無理矢理好きになってみるものありだと思いましたね。そこから気づくことやきっかけが見つかるはずです。要するに行動してみること。

     

    「自分にとってのプロフェッショナルとは何か?」という質問をさせていただきますが、私は“プロ”とは「ある一定レベルの以上の良質な仕事を量産できる人のこと」を指すと思っているのですが、東市さんはどう思いますか?

     

    そうですね。”プロ”とは、「自分なりの良さに自信があってうやむやにしない人」のことだと思います。
    自分が手掛けるのは、例えば「乃木坂46」などのアイドルから、布袋 寅泰さんといったレジェンドなロックミュージシャンまで幅が広いので、業界では珍しいタイプですが、その人に合わせたオーダーメイドをつくる一期一会の緊張感がたまらなく好きです。
    映像は1秒に24枚の絵があり、完成作品に仕上げるまでの試行錯誤や生みの苦しみはもちろんありますが、それでもMV(ミュージックビデオ)には答えがあると思っていますので、細部に神を宿らせることを心がけて作品をつくっています。

     

    東市さんとは、実は食べ歩きグルメ仲間でもあるのですが、東市さんが自ら選んでいくお店に特徴があったりしますか?私は地元食材に特化した地方レストランが好きなのですが。

     

    僕は、店主の人間性の面白みも味に含まれます
    結局リピートするかどうか、常連になるかどうかってそこで決まりますよね。
    金沢の居酒屋こいでさんの料理のクオリティにいつも驚き料理中は真剣そのものですが、それ以外は癖のある(笑)大将とも仲良くさせていただき、定期的に来させていただいています。

    紅翠香おすすめの金沢の鍋店にて、料理を頬張りながら笑みを浮かべる東市さんの、幸せそうな顔が1番のご馳走でした。

     

    まとめ後記:

    東市さんは、直感で人の特徴や長所、さらに感情やエネルギー、隠れた才能を見抜く審美眼を持ち、人の心にスッと入っていける天性の持ち主だと思います。ちょっと不思議な雰囲気を持ち、森林のような清々しさと、穏やかな海のような懐の深さで包み込んで、なぜかみんな東市さんに会うと癒されて開放的になり、いつも見せない内面や大事にしているものを打ち明けたくなっちゃうんですよね。
     推しアーティストの、今までにない魅力を引き出したMVに出会ったら、それは東市さんの作品かもしれません。

    会社概要

    ASMEDIA株式会社

    代表者:長坂紅翠香

    所在地:石川県金沢市森山1-2-1 219

    業種:メディア

    電話番号:050-3204-0372

    資本金:1,000,000円

    URL:https://www.asmedia-japan.com/

    関連URL

    http://a4a.jp/

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