【小麦の奴隷】を全国展開する株式会社こむぎの、日本創生投資と資本業務提携を実施。経営基盤の強化・事業領域の拡大を目指す
本提携により地方の銘菓・名産品メーカーならびに食品関連事業のM&Aを推進、共に株式上場を目指し地方創生を企図する
株式会社こむぎの(本社:北海道広尾郡大樹町、代表:橋本 玄樹、以下、当社)は、連続起業家の堀江 貴文、河村 征治も参画し全国にベーカリーブランド「小麦の奴隷」を展開しています。この度、株式会社日本創生投資(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三戸 政和、以下、日本創生投資)に株式の一部を譲渡し、資本業務提携を実施します。
【小麦の奴隷】公式サイト https://komugino.jp/ (外部リンク)
- 本資本提携の背景及び目的
「小麦の奴隷」は、堀江 貴文が主宰するオンラインサロンHIU(堀江貴文イノベーション大学校)から生まれた「地方活性型エンタメパン屋」です。FC開始から約2年で93店舗の展開を実現し、営業中店舗も含め、全国に145店舗のオープンを準備しています。(2023年3月1日時点)
日本創生投資と本資本提携を実施することにより、当社のブランドやノウハウ、販売チャネル等のアセットとのシナジー創出を企図した関連事業領域でのM&Aの実行、そして株式上場に向けた支援を享受し、更なる経営基盤の強化・事業領域の拡大を目指します。
日本創生投資による当社への支援領域は以下を予定しています。
1-1.食品関連事業領域での事業承継・M&Aの推進
日本創生投資がこれまでに行ってきた中小企業の事業承継、事業再生を通じて蓄積してきたノウハウおよびネットワークを活用した、M&A戦略の策定と案件の発掘、エグゼキューション、PMIのサポート
1-2.株式上場支援
株式上場支援としてCOO、CFO、経営企画人材の採用育成ならびに社内組織・ガバナンス体制の整備等。同時に、日本創生投資代表の三戸 政和氏も当社取締役として参画し、ハンズオン支援を実施。
株式会社日本創生投資 公式サイト http://nipponci.com/ (外部リンク)
- 地方活性化のキーとなる銘菓・名産品メーカー等の食品事業を協業によりアップデート
北海道大樹町から始まった「小麦の奴隷」は、第1号店のオープン後、約3か月で主軸商品である「ザックザクカレーパン」1万食の販売を達成するなど、過疎地域でも盛況となり「地方活性型ベーカリーモデル」を確立しました。その後、当ブランド出店による雇用促進や地方活性化を掲げ、全国展開を推し進めています。
かかる取り組みの中で、当ブランドは、食品サービス・FCオペレーション領域において豊富な経営ノウハウおよび販売チャネルを獲得してきました。それらをより強固なものに成長させることを目的とし、日本創生投資がこれまでの投資業務を通じて蓄積したM&A、事業再生、小売・マーケティング領域におけるノウハウを融合させ、地域の銘菓・名産品メーカーおよび事業成長に資する食品関連事業の事業承継・M&Aを進めていく事としました。
当該事業承継・M&Aは、後継者不足による廃業の危機に直面した企業や、地方に眠る更なる成長余地を残したブランド・事業を対象とし、当社および日本創生投資との協業によるブランド・事業のアップデート・エンパワーメントを企図しています。
事業の譲受後は、以下のような取り組み・シナジー効果の実現を通じて、経営基盤の強化やブランドの発展に努めていきます。
▪「小麦の奴隷」100店舗以上を販売チャネルとして獲得することによるインスタントな売上成長
▪ブランドコラボレーションによる相互の顧客基盤の共有
▪FCモデルの構築支援を通じた事業拡大
▪「小麦の奴隷」「LEMONADE by Lemonica」などのブランド開発を手掛けてきた連続起業家である河村 征治のブランド構築ノウハウを活用したリブランディング
▪海外展開のノウハウや販路を活用したチャネル開拓
▪D2Cブランドへの投資経験を有する日本創生投資によるEC導入支援を通じたチャネル開拓
当社は、当該事業承継・M&Aにより、経営基盤の強化・事業領域の拡大のみならず、共に上場を目指し協働していく中で生まれ得る成長や上場に伴うメリット・経済的便益が地方経済に還流され、地方創生の一助となることが、「地方活性型エンタメパン屋」の使命として果たすべき社会的役割の一つではないかと考え、本資本提携を実施するに至りました。
今後は日本創生投資による支援のもと、更なる地方活性化を目指し「小麦の奴隷」のブランド強化に努めて参ります。
会社概要
代表者:笹山 直人
所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE WeWork 11F
業種:飲食業
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