【上海レポート】優雅な週末！5つ星ホテルの豪華ブランチと上海No.1バーのカクテルを思う存分堪能

上海一の観光地外灘にあるエディションホテル内のレストラン「Shanghai Tavern西餐厅」

2022年11月08日

　エスダムスメディアJAPANでは、世界各国に駐在しているエスダムス特派員より届いた、まだ日本では知られていないリアルなローカルニュースを配信しています。今回は、上海在住の特派員が取材したレストラン「Shanghai Tavern西餐厅」をご紹介します。

上海一の観光地にある「Shanghai Tavern西餐厅」で週末限定豪華ブランチを

　今回紹介するのは上海一の観光地外灘にあるエディションホテル内のレストラン「Shanghai Tavern西餐厅」です。アルコールとソフトドリンクフリーフロー（飲み放題）が含まれる週末限定豪華ブランチを堪能してきました。フリーフローに含まれるカクテルは、惜しまれつつも6月に閉店（移転予定）した上海NO.1バー「Sober Company」とのコラボレーションカクテルでした！（現在コラボレーションは終了）お昼から思いっきり飲むぞー！と鼻息荒めに意気込んで参戦してきました。

　お値段は一人598元（約12,500円）とちょっとお高めですが、新鮮なシーフードプラッター、イタリア産の生ハムにサーモン、ステーキ、蟹のエッグベネディクト、食後のケーキにフリーフローのカクテル、ビール、ソフトドリンク付きです。さらにプラス100元（約2,000円）でスパークリングワインのフリーフローも追加可能です。物価の高い上海でもなかなか良いお値段ですが、コロナ以降中国はとても厳しい入国規制が行われており約3年の間海外旅行に行けてないので、海外に行った気分で！と自分に言い聞かせ大奮発、もちろんスパークリングワインのフリーフローを追加し、いざ実食！

（1元＝20.35円、2022年11月7日現在）

スタートダッシュはスパークリングワインで。シーフードとスパークリングワインって合うんです！

　朝から水分を極力まで摂取せずにカラカラの状態からスパークリングワインで乾杯。乾杯と同時にやってきたのは前菜のシーフードプラッター。カクテルシュリンプ、キャビア、新鮮なフランス産のオイスター。こんなにキャビアを豪快に食べるのは初めて！と興奮気味に、一緒に添えられていたブリニと呼ばれる小さなパンケーキにキャビアをたっぷりとのせスパークリングワインを流し込み、オイスターにはビネガーだよね！とニューヨーカー気取りでオイスターとスパークリングワインのマリアージュを楽しみ、気がつけばシーフードプラッターの途中ですでに、4人で2本のスパークリングワインを飲み干していました。

上海No.1バーのカクテルに挑戦！オリジナルカクテルは種類豊富

　第2ラウンドは今回のお目当てのカクテルを。カクテルは「Two Sip Martini」「Passion Fruit Spritz」「BKK Tonic」「Tea High Ball」「Spiced Old Fashioned」の5種がありました。いずれもクラシックな1杯にひと手間加えたツイストカクテルで、オリジナルカクテルです。最初の1杯目は「Two Sip Martini」をチョイス。カクテル名を直訳すると「2口で飲むマティーニ」。マティーニというと強いカクテルをイメージしがちですが、実はマティーニは食前酒で食欲を増進させる効果があるとか。既に食前ではないですが、そこは置いておいて、マティーニで仕切り直し。名前の通り2口で飲み干せるくらいお上品な量と強すぎないアルコール度数でとても飲みやすかったです。次はアペロールというリキュールとプロセッコ（イタリアのスパークリングワイン）を使ったアペロールスピリッツのツイスト「Passion Fruit Spritz」。フレッシュのパッションフルーツが半分入っておりパッションフルーツの酸味がとっても爽やか、プロセッコの炭酸がまた飲みたい欲求を増進させます。

　お次は「BKK Tonic」。このカクテルはジントニックのツイストでBKKはタイの首都バンコクの略。通常ライムを使うところをこのカクテルではタイやマレーシアなどで生産されているコブミカンという柑橘類を使用しています。コブミカンはトムヤムクンにも使われておりエスニックな柑橘の香りが特徴的でした。4杯目は「Tea High Ball」こちらは名前の通りTea（お茶）、日本茶を使ったハイボールです。ウィスキーにお茶が漬け込んであり、飲むとお茶の香ばしい香りが鼻いっぱいにひろがるカクテルでした。

　最後は「Spiced Old Fashioned」今回の5種の中で一番アルコール度数が高いカクテルでオールドファッションというクラシックカクテルのツイスト。このカクテルはウィスキーと梅酒を使っており、梅酒は中国の代表的なミックススパイスである五香粉に漬け込んでありスパイスの複雑な香りと梅酒の甘味がマッチしていました。