金沢の日本料理店【緑酒伝助】、世界一のジェラートマエストロ柴野大造氏が手掛ける「酒粕ジェラート」を2024年4月から提供開始。入手困難酒として知られる「花陽浴」の酒蔵公認!
全国銘酒を取り揃える「緑酒伝助」オリジナルの、ここでしか食べられない唯一無二の限定ジェラート
日本料理店「緑酒伝助」(読み:りょくしゅでんすけ、所在地:石川県金沢市白菊町8-17、店主:濱﨑 興樹)は、ジェラートの世界チャンピオン柴野大造氏に、希少な銘酒「花陽浴(はなあび)」の酒粕を使用したオリジナルジェラートの開発を依頼し、2024年4月に完成しました。同月より当店での提供を開始しています。この特別なジェラートは「花マルジェラート」と名付けられ、「緑酒伝助」を訪れたお客様のみ味わうことができます(基本的には、おまかせコースのデザートとして提供されます)。
当店は、2024年1月に古民家をリノベーションした一軒家レストランとして移転オープンしました。年始に新しい一歩を踏み出したばかりで、このジェラート開発も邁進への強い気持ちによって生み出したと言えます。
また、店主である私 濱﨑と、柴野氏は共に能登町出身という共通点があり、2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震を乗り越え、”太陽の陽を浴びて大輪の花を咲かそう”という意味が込められた「花陽浴」というお酒に希望の思いを乗せて奮起を誓います。
このジェラートは「花陽浴」の造り手である南陽醸造株式会社(所在地:埼玉県羽生市上新郷5951、代表:須永 眞知子)の公認を得ており、他では食べることのできない当店だけのオリジナルとなっています。柴野氏が創作した酒粕ジェラートは、驚くほどのおいしさで、日本酒ファンの皆様にぜひお召し上がりいただきたいです。
【緑酒伝助 店主 濱﨑 興樹 プロフィール】
1994年、石川県能登町生まれ。
高校卒業後の2013年に海上自衛隊に入隊し、艦艇に配属され料理人(司厨士)として5年間勤務。その後2018年に退職し、レストランでの勤務を経て、2020年4月1日に初の自店「釣亭伝助」を開業。ビル地下街の一角にありながらも、銘酒の豊富なラインナップと奥能登から直送されるレベルの高い鮮魚料理を提供し、そのギャップ感も相まって口コミで話題を集めた。
2024年1月、金沢三大茶屋街の一つである「にし茶屋街」の近隣に位置する白菊町の一軒家をリノベーションし、店名を「緑酒伝助」と改め移転オープン。さらに人気が加速し、現在予約が困難な店とされている。
“緑酒”には、“いい酒” “特級酒”という意味があり、その店名の通り、全国から銘酒を取り揃え、酒通を魅了している。
- マルガージェラート柴野大造氏が作る花陽浴の酒粕ジェラート、その名も「花マルジェラート」
「緑酒伝助」では全国の銘酒を数々取り扱っており、そのラインナップを楽しみに訪れるお客様に喜んでいただいています。鮮魚は主に私の出身地である能登町から珠玉のものを仕入れ、ご飯はおくどさん(かまど)にて土鍋で炊き上げます。さらに元海上自衛隊の私が作る海軍カレーは店の名物となっており、食事の〆として注文するお客様が多いです。
ずっと思案していたのがデザートで、「どうしたら食事の最後にもっとコースの満足度を上げて、当店らしさと強みを活かした、インパクトのあるデザートをお客様に提供できるのか」と考えていました。そこで、同郷であり世界チャンピオンのジェラートマエストロ 柴野大造氏に相談しました。私も特に好きな日本酒の一つがこの「花陽浴」であったため、酒蔵に自身の想いを伝えたところ、酒粕を分けてくださり、このスペシャルなジェラートが実現しました。
「花陽浴」は、創業1860年という164年の歴史を持つ南陽醸造株式会社が醸す代表銘柄で、入手困難な酒として名高い日本酒の一つです。小さな蔵であり、姉夫婦と弟の3人で醸しており、出来上がり本数が少ないというのも希少な理由の一つ。特約店や酒屋への入荷も極少数であり、お店で出会ったら日本酒ファンは必ずと言ってよいほど注文してしまう日本酒です。
地元の厳選米と水を使用し、伝統的な技術と革新的な方法を融合して仕込まれています。パイナップルのように、ジューシーで南国のような味わいが特徴とされる美酒で、酒粕にもそのニュアンスが感じられます。
「花マルジェラート」
※おすすめコースのデザートとして提供
「花陽浴」の特徴となるパイナップルのような風味と、ミルキーな生乳の味わい、酒粕のコクが見事なバランス感で調和している。
【柴野大造氏 コメント】
「酒粕は、蔵によっても使用する銘柄によっても味わいは異なり、それを使用したジェラートもまた銘柄の特徴が良く出ます。『花陽浴』の酒粕ジェラートは、本来持っている気品ある味わいを大切に、また『緑酒伝助』様での食後に食べていただくことをイメージして、スッキリ軽い後口に仕上がるように心がけました。能登の生乳をベースに少しの卵黄でコクを出して、『花陽浴』の特徴をしっかり感じながらも、テクスチャーと甘味度のバランスを取りました。
『緑酒伝助』様を訪れるお客様がおいしいお酒とお料理で、店主の優しい心遣いに触れて、金沢にまた来たいと思っていただける、印象に残る味わいを目指しました。ここでしかできない体験を、ぜひ多くの方にしていただきたいです。」
【柴野大造氏 プロフィール】
株式会社マルガー 代表取締役 柴野大造(石川県鳳珠郡能登町字瑞穂163-1)
1975年
石川県能登町出身
1999年 地元・能登町に北陸初の牧場直営ジェラートショップ「マルガージェラート能登町本店」オープン
2004年「マルガージェラート野々市店」オープン
2004年 石川県商工連・食の特産品コンクール 優秀賞受賞
2012年 小売店全国コンクール・日本経済新聞社社長賞
2014年 ジェラート国際コンクールピスタチオ部門入賞(イタリア リミニ)
2015年 ジェラート日本チャンピオン(日本ジェラート協会主催)
2016年
Sherbeth Festival2016(イタリア・パレルモ)外国人部門第1位 総合4位
世界ジェラート大使(ローマ アジア人初殿堂入り)
世界ジェラート学術大使(ローマ アジア人初)就任
2017年
ジェラートワールドツアーグランドファイナル世界大会決勝 一般投票1位、総合4位(アジア人最高位)入賞
Sherbeth Festival 2017(イタリア・パレルモ) 総合優勝 世界チャンピオン(アジア人初)
世界洋菓子コンクール(FIPGC ミラノ開催)チームアジア代表監督
Sigepイタリア・Premio Speciale 最優秀職人の称号を2年連続で受賞
2018年
ジェラートフェスティバルオールスターズ出場(フィレンツェ・アジア人初) 同フェスティバル大使就任 イタリアンジェラート協会 日本支部 初代会長に就任
ジェラート文化功労賞(アグリアーノ・外国人初)
ユネスコ平和メッセンジャー就任
Coppa del mondo della gelateria2018(ジェラートワールドカップ) 日本代表チームキャプテン 世界総合4位 ガストロノミージェラート部門1位
2021年
世界洋菓子コンクールミラノFIPGC2021 日本代表監督 全部門世界1位 世界総合1位
「The Best Gelateria in the World2021 FIPGC」“世界最高のジェラートショップ” 世界1位受賞
2022年「マルガージェラート野々市店」が「マルガーラボ野々市」として移転リニューアルオープン
2023年
Gelato World Heritage (ローマ)日本代表 世界2位
The Best Gelatiere in The World 世界最高のジェラート職人 ローマから授与
Il Migliore Gelatiere del Mondo 2023 世界最高のジェラティエーレ ミラノから授与
- 日本酒ファン注目の銘酒ラインナップに度肝を抜かれる!スペシャリテの海軍カレーも大人気
「緑酒伝助」は、古民家を巧みにリノベーションした一軒家レストランで、2024年1月に移転オープンしました。
店内に一歩足を踏み入れるとダイニングへ続く趣あるアプローチに迎えられ、カウンターの奥には手入れが行き届いた美しいお庭があり、雅な雰囲気が漂います。10席のカウンター席はどれも特等席で、奥の席は全国の希少な名酒を収めた大きな冷蔵ケースが鎮座しており、十四代、黒龍、新政など、酒通なら心踊ってしまう銘酒のラインナップです。中央では店主の包丁さばきが目の前で見られ、手前の席には、京都の稲荷山の土で作られたおくどさんが目の前で存在感を放っています。
料理は、能登から直送される鮮魚を中心に、お酒のお供となる旬の美味を取り揃えます。
海軍カレーは、店主が海上自衛隊イージス艦で腕を振るっていた頃に、実際に作っていたカレーの再現です。家庭のカレーとも、欧風カレーとも違う、普段は食べないタイプの味わいで、見た目は金沢カレーのようにどっしりとしたタイプに見えますが、意外とさらっと食べられて、焦がしたスパイスの香ばしさとビターな味わいが後を引く、独特なおいしさです。
ぜひこのカレーも、当店を訪れる楽しみの一つにしてください。
■店舗概要
店舗名:緑酒伝助
住所:石川県金沢市白菊町8-17
TEL:076-256-1092
営業時間: 18:00〜22:30
定休日:毎週水曜・月一回火曜
Instagram:https://www.instagram.com/densu_ke
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